長谷川紘 都市・建築研究室
cabinet hasegawa
  • Home
  • Projects
    • 住宅
    • リノベーションして住む
    • 断熱工法を探る
    • 3世帯の住む家
    • 仕事場のある家
    • 介護のための空間
    • 日だまりのある別荘
    • 都市に住む
    • 都市のエレメント
    • 変化する医療と福祉
    • 拡大する知のシステム
    • 大学キャンパスをつくる
  • About
    • 建築家に依頼するメリットとは?
  • Q & A
  • Contact
  • Inquiry
  • Link

ひだまりのある別荘

先代の別荘が老朽化したので建て直すことになった。東側道路の敷地で、道路の向こうは一段低く、川の向こうに山を臨める。南に大きな宿泊施設が建ったが、西側は将来も林のままのようである。西北にも隣家越しに山が見える。
午前中のひざしを最大限に受ける形を考えた。西側の林を借景とし、南は壁とした。北側に二重に壁を配し、いろりの部屋をかこいこむ。2階は方形屋根の下、トップライト越しに西北の山を見る。
建主はここに犬とふたり?でこもるのだ、と言われる。いろりを中央に囲める空間、お寺のように花頭窓が欲しい、これは東側に2ケ所設けた。
もちろん奥様と二人のお嬢さん、その夫君が来られる時はいっぺんににぎやかになる。男性群は1階にごろ寝、2階は女性の部屋になるとのお話だった。しかしひとりでこの家で過ごされるのが非常に多いそうだ。もちろんいろりと朝鮮の火鉢の間には、犬が寝そべっているはず。

栃木県
1997
年

別荘

木造 地上2階
屋根 ガルバリウム鋼板
   一文字葺き
外壁 漆喰塗り
居間 床 桧縁甲板
   壁 杉板及
     和紙クロス
   天井 しなベニヤ
      梁根太現し

2
階    51m2
1
階    81m2
延床面積 132m2
(別に車庫33m2)
敷地面積 321m2

フリープランの輸入住宅

フリープランの輸入住宅です。シアトルから全ての材料を運んできました。プランニングは材料の選定も含め日本側で作成しています。約50m2の広い居間を得るのが最初からの意図でした。タイルで仕上がった床とフローリング貼りの床が段差なくつづいています。北東方向に高いガラス壁を拡げ、テラスが公園の上に張り出して、道路をへだててつづく緑をのぞんでいます。一方で南の陽ざしの十分入るコーナーがあり、反対の隅は本棚に囲まれたスペースです。また食卓の置けるスペースもあり、キッチンとは、壁の中の不思議なスリットでつながっています。

鎌倉市
1997
年

家族構成 建主夫妻、
     女の子2人
     計4人

木造(2×4+柱梁システム)
   地上2階
屋根 カラーベストコロニ
   アル
外壁 センチュリーボード
   下見張り
輸入木製サッシペアガラス
居間 オークフローリング
   壁 米杉板及クロス
   天井 米杉板梁現し

2
階    62m2
1
階    112m2
延床面積 174m2
敷地面積 322m2
Powered by Create your own unique website with customizable templates.